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転職を振り返る – 転職から半年後

雑多

* 10年ぶりに転職

昨年末、それなりに考えた結果、転職活動のうえ転職をしましたので、その時に感じたことをいくつか書き起こそうと思います.
既に半年経過してしまっており、若干記憶が曖昧なこともありますのでご了承ください.
なお、わたし自身について、しいてはこの記事についてですが、突出した才能や経験を持って華やかな世界にいる(いた)わけではなく、それなりに泥臭く IT の世界で過ごしてきたヒトの経験談として読んでくださいませ.

転職後落ち着かず、長い間、記事投稿をできずにいました……一応、言い訳をしておきます.

転職

※ 転職にあたり前職の方々からいただいたお花、大きめの花瓶に入れて.

* 自身がするべきと思えることをするために

まず、転職は今回が初回ではなく2回目で、初めて転職をしたのはかれこれ10年以上前となります.
その頃はまだ20代後半(あら、年齢がバレる)で、新しいことを吸収しては常に成長を感じていたと思いますし、そのように感じられる仕事環境でした.
ですが、企業経営が傾き、このまま残るか新しい場でチャレンジするかという状況になり、結果、後者を選んで初めて転職をしたのでした.
その当時は既に外資系 IT 企業が多々日本に進出していて、わたしも外資系で内定をもらい(とある分析・解析系ツールのベンダー)そこに進む予定でしたが……並行してヒトづてで直接お話をもらった日系の IT 企業に進みました.
正直、オファーしてもらった年収額面のみで考えれば外資系が圧倒的に高かったのは想像の通りですが、20代後半で事業推進やマーケティングに携われるとのことで、経験を重視して日系の IT 企業に決めたのでした.
いま思い返しますと、if ではありますが、外資系の IT 企業に進んでいたら、かなり異なる人生・生活を送っていたかもしれません(どちらも良いところ悪いところはあるかと).

それから10年以上、以前の企業に所属していたわけですが、経験重視で数年いれば十分と考えていたはずが、気づいたらだいぶ長い期間いたことになります.
それだけ自身の成長を感じられる仕事環境で、かつ価値観もあまりズレなく合致していた良い環境だったと思います.
お仕事はわたしがしたい方向のことを、粒度の差はあれどし続けることができていましたが、最後の2年ほどはわたしがするべきと思えることや成長を感じることが難しくなり、部署異動も考慮しましたが転職に出たのでした.
30代後半はまだ若いと個人的に思うのですが、その時点で毎日が淡々と過ぎていくと、焦りや戸惑いを感じるものです.

* 今回の転職活動の手段

今回の転職では、ヒトづてで紹介してもらうことを避け、企業直接 or エージェントを活用して進めることを前提にしました.
他社から見た自身の評価・価値を再確認したいということ、入社後のつまらない派閥意識を持たせられたくないことが理由です.
後者について、前職でははじめの数年間、「~さんが呼んだヒト」と言われて色眼鏡で見られることがあり、こちらが意識しなくとも見えない壁を感じることが多かったので.

さて、実際どのように活動してみたかというと、マッチング転職サイトの「ビズリーチ」さんに登録して、わたしに興味を持つ企業やエージェントの方々からのアプローチを待つ、といたって簡単なことです.
ただ、職務経歴書をキチンと書き上げるにはかなり時間を要しましたし、これが重要だったりします.
先方は、この職務経歴書のテキスト内容で、ほぼファーストコンタクトをとられることになるためです.
実のところはじめの数週間は、10年前の職務経歴書のフォーマットを用いて書き方も大きく変えずに作成しましたが、それがかなりイマイチでした.
企業が知りたい事項は書かれているものの、端的過ぎたようで、知ってもらいたい事項は具体的に深く書くべき、とのアドバイス……とあるエージェントの方に添削してもらうことで修正しましたが、その後、各社からのアプローチが増えた気がします.
勢いでユーザ登録して活動せず、予めキチンと準備して動いた方が、短期間で結果を出せると思います.

* 面談のポイントとこちら側の判断基準

各社、2~3回ほどの面談をして内定の運びになりますが、書類選考からはじめて内定まで、早くても1ヵ月くらいの期間を要します.
次のステップに進める際は、面談後ほぼ2~3日以内(早いところは当日か翌日)でその旨の連絡が入ります、1週間以内に連絡とは言われますが.
複数社並行してお話していましたので、日程調整が大変だったでしょうか.
もちろん前職における業務は通常通りありますし、あまりにも外出のない職種であったため、平日業後遅くしか面談できなかったのが理由です.
この点、営業さんのような外出の多い職種であれば、ナイショ(?)で平日日中に面談することもできるかもしれません、実際、そのようなヒトが多いようですし.

面談の内容はいたって普通だった気もしますが、ポイントはその企業・事業のことをどれだけ理解し、具体的に何をしたいか、できるかをいかに明確に伝えられるかだったと思います.
また、業務経験やスキル、その事業分野に対する考え、などについてもお話するのですが、それらの会話のなかで、先方とのフィーリングを見極めるといった感じです.
なお、見極めるのはあくまで両者と考えます.
別に先方優位ということではなく対等で、そこに自身が Join して業務する意味があるか、自身の価値観と合致するか、もちろん報酬は納得できるか、などこちらも考えるわけです.
まあ、最終的には結局のところヒトですから、一緒にお仕事していくであろう面談者とのフィーリングが、迷った時の判断基準になると思います.
今回、わたしは2社で迷った結果(報酬面はほぼ同じ、若干良い面・悪い面がそれぞれにある)、面談者とのフィーリングで決めました.

* 若干の失敗とこれからと

かなり慎重に判断したはずなのですが、もっとキチンとしておけば良かったことをいくつか.

  • 今後の事業展開を知りたかった
    予め打ち合わせを打診していたのですが、年末近いということもあってお互いに日程を合わせられなかったのが原因です.
    入社して数日で、いわゆる事業戦略が曖昧のまま何年も進めてきている、ということに気づき、その見直し・組み立てからお仕事をはじめることになった今を考えると、もしかしたら明確に説明できないから避けた感を否定できません.
    事前に本音を引き出せなかった、出してもらえなかったと思うと残念ですが、実はそれをやってほしいということで、それに気づいて進めている現状について、とても価値あることをしていると言われています(モノは言いよう).
  • 業務環境(特に、PC 環境)を知っておくべきだった
    完全にわたしが甘かった点で、前職の業務環境を基準に考えていたところ、あまりにも標準・定型な PC 環境しか使えず制限の多い業務環境だったため、もし事前に知っていたら辞退した可能性が高いです……思った以上にストレスですよ.
    とはいえ少しだけ改善させてもらっていたりするので、しばらく我慢しながら様子を見ています.
    環境がもっと良ければ、今の数十%増のパフォーマンスを出せるはずなのですが(過剰表現、かな?).
  • IT 感度のレベルを見誤った
    IT 関連の事業部とのことで、相応に IT 感度高く様々な情報が飛び交っていると思い込んでいたのが原因ですが、蓋を開けたところ、そんなことはなく、自身で情報を集めに出ないとほとんど情報が飛び交わない世界でした.
    長く IT の世界に居るもので、当然と思っていたことのない世界には衝撃です.
    なお、この数ヵ月間で既に感度がだだ下がりな気がしてなりません.
    あと……全体的に IT 感度が低いためか、チャットやメール以前に電話での連絡が多過ぎるのもどうかと思っています.

ここでふと……これなら前職のままの方が良かったのでは(?)と思うのですが、今はまだどちらが良いとは言い切れずにいます.
そもそも前職の業務環境はかなり良かったですので、様々な指標で比較すれば同じくらいかもしれません.
ですが、今回の転職の目的は、あくまで自身の新たな成長です.
それを得られる、実現できるかはこれからどうしていくか次第ですし、その可能性を感じたから判断したわけで、もうしばらく活動してみて自身に問いてみたいと思います.

余談ですが、わたしの場合、元々居る方々からは、この企業に早々に染まらないで、すべきことを明示して改善していってほしいと言われています.
経験やスキルが大きく異なる異色なヒトということもありますが、現状を打開したいと考えるもその手法が分からず、または実行できずにいたため、内部コンサルのような動きをしてほしかったようです.

さて、どうできるかは、またの機会に.

雑多

Posted by isami