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たまゆらな竹原散策 – 2019/10

古都散策

* 竹原を起点とした広島巡り旅

いまのお仕事先では、任意で連続した日数の休暇を推奨されていまして、わたしにしては珍しく予め計画した休暇をとることにしました.
自由に思い立った時に休んで何かするのも好きなのですけどね.

何となくいつも通りに京都や大阪あたりにフラッと行こうかと思いましたが、せっかくのため普段行かないエリアに行くことにしました.
決めたのは広島、それも竹原エリアです……たまゆら』の舞台ですね.
広島市街から離れていますし、宿泊先も少ないため敬遠していましたが、以前から行ってみたいなと思っていましたので、ホテルの予約もだいぶ前(2ヵ月くらい前)からキチンとして計画を立てました.
ほんとにアニメのような古民家が建ち並ぶ落ち着いた場所なのか、とっても楽しみです.

ところが……東日本全域に災害を残した台風19号が東京を通過した翌々日からの計画を立てていまして、直接の被害はなかったものの旅行(遊び)に出ることに、すぐ何かできるわけではありませんが後ろ髪を引かれる気持ちでした.
被災地への旅行とならなかったのがせめてもの救いでしょうか、仮に被災地でしたらわたし自身が邪魔なだけですし、そもそも交通が不安定ですし.

* 1日目 – 尾道に立ち寄り

当日、お昼過ぎの新幹線で品川駅から福山駅に向かいます.
いま思うと、どうしてお昼過ぎのゆっくり時刻な新幹線を予約したのかと……もっと早くに出て向こうで散策してもよかったと思いますが、慌てずに、ね.

途中、氾濫 / 決壊寸前(?)であった多摩川の鉄橋を渡りましたが、台風(川の増水)による爪痕が強く残っていました.
それに、武蔵小杉周辺の道路には泥が残っていて、近くの小さな川がバックウォーターしたのかと思います(後日、ニュースで武蔵小杉のタワーマンションのエレベータが水没して停止、など聞きました).

竹原

西日本の天気は比較的良くて、兵庫(神戸)から西で晴れ間が出ていました.
新幹線は速い(!)、といっても福山駅までは3時間半以上かかります、3時間を超えると結構長く感じますね.

福山駅から山陽本線に乗り換えのうえ途中駅の尾道駅で降りて、千光寺』さんに立ち寄ることとしました.
何故って(?)……『DQウォーク』のおみやげを目当てに、でもありますが、広島の東側はあまり行く機会がありませんので、尾道の風景を見ておきたいなって.
駅前はきれいに再開発されていて、古風な感じは全くありません、むしろお洒落な雰囲気が漂っていました.
千光寺さん麓のロープウェイ乗り場まではバスが出ているのですが、ちょうど出てしまった後で、待ち時間がもったいないということでタクシーで行くことに.
道中、運転手さんからこのあたりの地形について聞けたりでき、運賃以上に価値をもらえた気がします.
なお、影響はないにせよ台風についてはやはり気にされていたようで、こちらも状況についてお話したのでした.
千光寺さんからの眺めはこんな感じです、町並みと緑と海のバランスがキレイでした.

竹原竹原

下山した頃には日が暮れはじめ、尾道でご飯とすることにしました.
海鮮系だよねと思いつつも、明日以降にも食べそうなため、このあたりの美味しそうなイタリアン『TRANQUILLO』さんに入ることにしました.
レモンビール、思いのほか飲みやすくでグビグビです.
そして、ピッツァが美味しい.

竹原竹原

予定より長居してしまい、慌てて尾道駅に戻るも、竹原駅に行く電車はかなり本数が少なかったようで、途中、乗り換え待ちで三原駅に30分ほど滞在してしまいました(特に何もすることがなく、座って待つのみ).

ようやく着いた竹原駅、予定よりも1時間以上遅くなっていました.
夜、駅前でも真っ暗(ちょっと言い過ぎ)で驚くと同時に、駅舎出口の地面に「おかえりなさい」の文字を発見(!)、ほんとに彫られているのですね.

竹原

ホテルは駅から近くですので、すぐにチェックイン、からの初日はもう出歩かずゆっくりすることにしました.
翌日の計画にも影響しますし.

* 2日目 – うさぎの島でもふもふ

さて、2日目ですが、広島市街と竹原周辺とで迷いつつ、夜ご飯で行きたいお店の休日を考慮して竹原周辺の散策をすることにしました.
とはいえ、終日竹原ではなく、前半はその近くである大久野島(通称、うさぎの島)に行きました.
キチンと下調べに倣って……ナゾのお店「スーパーマミー」さんでうさぎの餌を調達して、忠海港からフェリーに乗って移動です.
忠海港目の前のお店(フェリーの切符売り場のあるお店)でもうさぎの餌を販売していましたが、結果、マミーさんで買って正解だったかもしれません.
というのも、ほかのヒトの餌よりもわたしがあげる餌の方をよく食べてくれたのです.
そういえばこの忠海港目の前のお店、デザインの調子が某ごちうさに似ていて、意識していることほぼ確定と思うほどでした.
この際、そのグッズも販売した方が良いのでは.

大久野島に着いて早々、うさぎさん発見(!)、秋はあまり活発ではない時期かもしれませんが、それでも少し歩けばうさぎが寄ってくる程度にはいました.
どうやら、匂いなのか音なのか、餌を持って歩いていると自然と全速力で近づいてくるのですね.

竹原竹原

やはり動物、動くので写真には収め難いです.
といいますか、餌を持ち歩いている都合、離れて写真を撮ること自体が困難といいますか.

途中、戦時中の毒ガス製造の様子を展示している『毒ガス資料館』にも寄って少しだけ歴史のお勉強を.
あまり細かくは触れませんが、当時、日本も化学兵器を製造していたこと、その後の処理や影響についても見ることができます.
小さな資料館で短時間な寄り道ですので、来られた際にはぜひに.
島内のあちらこちらに当時の施設が残っていますので、それらを見てまわるのもよいと思いますよ.

その後、ゆったりと餌をあげながら歩いていたところ……すごく懐いてくるうさぎさんに遭遇したので、しばらくの間もふもふタイムを満喫しました.
わたし、動物は全般的に好かないのですが(何故うさぎの島に行ったのかといわれそう)、このうさぎさんはほど良い距離感で接することができました.
なお、うさぎさんを抱きかかえるのは NG とのことですので、餌をあげたり遠くから眺めたり、うさぎさんに負担のない程度に触れるくらいにしておきましょう.

竹原竹原

その後、もう少しうさぎさん撮影を楽しみながら島内をまわり、気付いたら3時間近くの滞在に.
まさかわたしが動物に触れて(眺めて)癒されるとは思いませんでした.
飼われたうさぎさんでなく野生のうさぎさんだったことや、自然と一体となった様子が、癒し度を上げてくれた気がします.
いま思い返しても、また行きたいなと思いますし.

この後、一度、竹原(ホテル)に戻って荷物を最低限に整理し、夕方から竹原を散策することにしました.
ようやく今回のお目当てであった竹原散策、竹原駅から10分ほど歩くと、そこはもう「たけはら町並み保存地区」です.
かなり古めの古民家が建ち並んでいます.
メンテナンスをされていますが、京都や鎌倉の古民家と見比べると、建物の痛みが目立っていた気がします.
逆に、京都や鎌倉では建て直しに近い修繕が多いのかな.

竹原竹原

たまゆらな聖地巡礼スポットもいくつか.
竹灯りの「憧憬の路」は訪れた日の翌週末に開催ということで、少し前準備されているかなと期待していましたが、まだこれから準備のようでした(残念).

竹原竹原竹原竹原竹原

竹灯りはやっぱり見てみたい……来年か再来年か、近いうちにまた行きましょ.

ひと通り散策したところで、ちょうど17時を過ぎましたので、夜ご飯先として行くと決めていた『ほり川』さんに入りました.
何故ココって、竹原でお好み焼きといえば、たまゆらのほぼろ、そのモデルとなっているお店だから、です.
お店の中は結構広く、アニメで見られたカウンターとテーブル席のほかに、奥にも部屋があってテーブル席が並んでいます.
オーダーしたのはお肉の鉄板焼きとほぼろ焼き、ではなく、ほぼろ焼き REVOLUTION(!)、通常なものはなく、進化系のほぼろ焼きがありました.
ちなみに、そのほかのメニューはひと通り一般的な広島なお好み焼き屋さんに似たラインアップです.
お目当てのほぼろ焼き REVOLUTION ですが、お好み焼きにチキンライスがのっていたりして、かなり独特な組み合わせです.
チキンライスのケチャップもある意味ソース系であることや、お好み焼きをおかずにライスを食べること(大阪的)を考えると、お好み焼きに合わないわけはなく、とっても美味しかったです.

竹原竹原

この日の夕方のお客さんは、わたしが入店する前に入られていたヒトたち(2名)とわたしのみの2組3名のみで、わたしが出るのと合わせて閉店時間前に閉店とされていました.
お客さんが来ないと判断して無理にお店を開かないのは、割り切っていていいです……閉店の少し前に来ようとしていた場合には困ってしまいますけどね.

おまけで、たまゆらのキャストやスタッフの方々のサインの入ったポスターを.
当然ですが、よく見るとまつらい(松来)さんのサインもあって……かなしみです.

竹原竹原

* 3日目 – 広島のメジャースポットを一気巡り

3日目は広島市街に出ます.
「原爆ドーム」から「厳島神社」、「大和ミュージアム」と……完全にDQウォークのおみやげスポット巡りです.
いずれも一度は行ったことのある場所なため、あまり時間をかけずにまわります.

竹原駅から呉線で広島駅へ.
そういえば竹原駅から出る電車の本数は、概ね1時間に1本程度なのですね、誤って乗り逃すと大変です.
広島駅からは路面電車の広電で原爆ドーム前駅へ、原爆ドーム北側の目の前に着きます.

竹原

続いては厳島神社へ.
原爆ドーム前駅から広電でずっと乗っていくことで宮島口駅まで行くこともできますが、乗り合わせから JR 経由の方が少し早く行けそうでしたので、広電で横川駅まで行って山陽本線で宮島口駅に行きました.
宮島口駅からはフェリーで宮島へ.
平日ですがそれなりの観光客数で、フェリー内はヒトでいっぱいです.
着いてからは淡々と厳島神社に向かい、お参りと御朱印をもらってフツーに観光……帰り道で色々なお店でつまみ食いして後にしました.

竹原竹原竹原竹原竹原最後の目的地は、竹原への帰り途中の大和ミュージアムへ.
実は宮島から出た時点で、もう3時のおやつ過ぎな時間、急いで行っても大和ミュージアム内に入って観覧はほとんどできない時間でした.
とはいえ途中駅ですし、DQウォークのために寄りつつ、呉駅のどこかでご飯でも、と.
着いたのは17時頃です.
おみやげは大和ミュージアム近くで獲得できましたが、駅周辺を散策してもイマイチ良さそうなお店が見つからずで、仕方なく竹原駅まで戻って現地でまたご飯とすることにしました.

竹原

* 4日目 – 朝の竹原散策、そして

さて、4日目ですが、この日に広島からは離れる予定です.
その前に、夕方しか散策できていない竹原を、もう一度散策することに.
道の駅を基点に、某二重焼きのお店にも寄って(先日は閉まっていました)、夕方とは違った古民家の様子を見てみたり.
十分堪能できました.
心残りなのは、前述の竹灯りの雰囲気を感じられなかったこと……また訪れましょう.

竹原竹原竹原竹原竹原竹原竹原竹原竹原

ずっと広島に滞在しても良かったのですが、帰宅途中にもなる、大阪に立ち寄ることにしました.
大阪では、頑張って「通天閣」に立ち寄り(二度と近寄らないと心に決めました、怖い)、場所を変えて美味しいご飯を食べたりしてゆったりとしました.
通天閣に立ち寄った理由は、皆さん察しの通りと思います.

竹原

そして、その翌日、東京への帰路についたのでした.
今回、旅行に合わせてDQウォークのおみやげスポット巡りもしてきましたが、おみやげスポットは旅行のきっかけになるかもしれませんが、純粋に行き先における体験や発見などを目的に時間をかけて楽しみたいのでしたら、あまりDQウォークと計画を合わせない方がいいかも、と思うのでした.
正直、3日目のバタバタ移動のようなことは、初見で観光する場合にはおすすめできません(複数名で旅行や観光ならなお更に).

広島のおみやげをコンプリートできたことに達成感はありましたけど.

竹原

……ゲームを飽きずにできている間だけ、っていっちゃダメです.

古都散策

Posted by isami