海外版 iPhone を輸入購入すべきか – iPhone SE 2020 編
* 海外版 iPhone の特徴とか買い方とか
まず、以前の記事投稿「海外版 iPhone を輸入購入すべきか」をご参考にしてくださいませ.
当時における特徴や具体的な買い方を書いています.
その上で現在における国内版との違いについてですが、おそらくカメラのシャッター音を消せる以外に大きな差異はなくなったように思えます.
ただ、iPhone XR や XS MAX、11 シリーズの香港版(一応、購入し難いですが中国版やマカオ版も)に限ってですが、デュアル SIM で通信することができます.
そのほかの地域で販売される iPhone XR 以降のモデルからは、シングル SIM と eSIM を併用できるようになっています.
物理なデュアル SIM の方が色々と都合がよさそうですが、eSIM も広まりつつありますので、よく海外に行かれるヒトでも eSIM で不都合ないと思います.
* 話題の iPhone SE 2020 を輸入購入
初代 iPhone SE がサブ端末として現役なのですが、『DQウォーク』をプレイする際の電池の消耗スピードが速いこともあり、新しく新調することにしました.
既存の iPhone SE は継続して使用するか悩ましいですが、継続するのであれば音楽プレーヤー専用機、かな.
購入先は前回と同じ、「1ShopMobile」です.
ちなみに価格比較は下記のとおり、1ドルあたりの円換算は実換算レートに近い数値にしています.
■ iPhone SE 2020 (128GB)
1ShopMobile：545.00ドル → 約60,000円(税別)
Apple Store：49,800円(税別)
※ 検討および購入時期は2020年5月、1ドル110円換算
国内 Apple Store における iPhone SE 2020 はかなり安価な設定なため、今回はちょっと差がある感じですね.
それでも、後述の消費税などを含めた金額で比較しても+約7,000円……これくらいならあり(？)、かな.
なお、今回は少し面倒なことがありました.
購入手続きをしたのが4月29日だったのですが、翌日から香港が祝日に入ること、そして Amazon Pay の決済手続きがリアルタイムで通らなかったことが重なってか(？)、1ShopMobile から決済状況について確認依頼のメールが……「Amazon.com」で Amazon Pay の決済状況を確認して 1ShopMobile へ返信(英文)、改めて決済手続きを依頼してと、面倒ですがこういうこともたまに起こります.
結局のところ、祝日明けの5月4日に無事に確認と決済手続きが完了し、同日のうちに発送、5月7日には手元に届いたのでした.
その頃の国内 Apple Store における在庫が5月中旬～下旬お届けでしたので、同時期では国内より早く入手できたことになります.
もちろん、予約開始日に予約しておけば発売日に入手できましたが、いまは在庫不足ということで.
消費税などの費用は下記の通り2,100円でした、ご参考まで.
* リアルな差異と気になったポイント
国内版との差異は、やはりカメラのシャッター音を消せる以外にありません.
SIM もデュアルではなくて eSIM と併用で一緒です.
あえて言うと充電器が BF タイプで日本では一般的には使用できないプラグ形状となります(手持ちの充電器を使いましょう).
最後に、スペックやコストパフォーマンスから話題でおすすめされている本 iPhone ですが、いくつか気になる点がありましたのでお伝えしたいと思います.
該当するヒトは少ないと思いますが、iPhone X 以降の全画面仕様の iPhone からの切り替えはおすすめしません.
Face ID に慣れている場合、Touch ID に慣れ直す必要があります.
そして、重さは軽いですが、iPhone X や XS、11 Pro と思ったよりも筐体サイズ差はなく、それに対して画面サイズ差が目立ちます.
また、画面サイズ差をより助長させることとして、ベゼルカラーがブラックに統一されたことも影響していると思います.
全画面仕様に慣れているヒトは、そのベゼル部分も画面と誤認することもあるためです.
画面を消灯から点灯させる際、その感覚を感じるかと.
個人的には、2台持ちとしてゲーム専用機にする、など割り切った用途ならありでしょうか.
メイン端末の電池消費を分散できますし.
レビュー情報が多数出回っていますので、スペックや機能についてはこちらでは割愛しておきますね.
いずれにしても、いま現在、お手軽 iPhone としておすすめできるのは、確かですよ.