梅雨入りに向けて鎌倉のあじさいをチェックしておこう
* 東京の梅雨入りは6月上旬
気象庁の過去データを見る限りですが、関東甲信地方の梅雨入り時期はほぼ6月上旬となっています(まれに5月下旬に梅雨入り).
そして、梅雨明けは1ヵ月から+数週間くらいというのが平均値です.
今年は桜の開花日が早く、暖かい春が3月下旬から始まっていますので、もしかしたら5月下旬に梅雨入り(?)な気もしなくはありませんが、誤差の範囲ということで.
* 鎌倉のあじさいは梅雨入りあたりからが見頃(のはず)
梅雨の時期は雨が続いてじめじめし、外出をなるべく控えたいと思いがちですが、この時期にきれいなのがあじさいです.
雨粒に濡れているあじさいも風情があっていいもの.
なんとなく梅雨の時期があじさいの見頃と思いますが、さすがに1ヵ月以上ずっときれいには咲いてくれません.
では、いつ頃がいいのか……エリアにもよりますが、わたしが大好きな鎌倉の場合は6月上旬から中旬あたりがきれいに見れると思います.
梅雨の時期ずっとではないのが留意点ですね.
7月上旬に行くと、夏の日差しを浴び始め、少し枯れ始めていて残念な絵を見ることになりますので注意しましょう.
なお、6月下旬以降は訪れる人数も増す傾向にありますので、見頃ギリギリの時期はあまりおすすめしません.
* 鎌倉のあじさいスポット
基本的には北鎌倉と江ノ電で少し行った長谷、極楽寺エリアが中心になるかと思います.
これらのエリアにあるあじさいで有名な寺として、「明月院」さん、「長谷寺」さん、「成就院」さんがあり、あじさいの三大名所ともいわれています.
そのうちの成就院さんの参道のあじさいですが、参道修復に合わせて宮城県南三陸町に寄贈されていたそうで、現在はあじさいを見られないそうです……今回、改めて調べるまで知らなかったので、驚きと同時に3年前にも行っておけばと少しだけ後悔.
いずれも特徴がありいいところですが、各場所が離れていたり、この時期人の数がとっても多かったりしますので、一ヵ所で複数の絵を見れるエリアがいいと思います.
そこでわたしの一押しは、北鎌倉エリアとなります.
とにかく寺が多く点在していて、合わせてあじさいを見れるのがポイントでしょうか.
北鎌倉は、その名のとおり鎌倉駅から北側(一駅となり)にあり、小さな山に囲まれたエリアです.
わたしが鎌倉散策をする際のスタート地点で、いつもここから鎌倉に抜け、江の島方面に向かっています.
北鎌倉の何がいいかというと、観光地めいたざわつきが少なく、緑な自然に囲まれてその空気を満喫できるところです.
あじさいの時期はざわつきますが、それでも鎌倉駅周辺と比較すればかなり落ち着きはあるかと思います.
* 今年も見ておきたいあじさいスポット
では、今年のあじさいを見に行く前に、過去のあじさいのある絵を見て事前チェックをしておきましょう.
まずは、あじさい寺で有名な明月院さんより.
こちらは人がとっても多いのですが、とにかくたくさんきれいなあじさいを見ることができます.
続いては、明月院さんからJRの線路を挟んで逆側に位置します「浄智寺」さんより.
上記2ヵ所を押さえて、そのほか周囲の色々な寺をまわってみれば十分満足できると思います.
少しでもいいなと思えたら、勢いで行っちゃいましょう.
最後に、江の島の裏道にある赤い橋とあじさいの絵を(同時期).
余裕がありましたら、江の島方面まで行ってみてもいいかもしれません.
その際は、ぜひ「江のまる」さんへ.