PiTaPa (ピタパ) 解約の手続き
* 10年ひと昔につくっていた PiTaPa
関西圏を中心に展開されている「PiTaPa」.
関東圏でいうところの「PASMO」で、関西の人の多くは「ICOCA」か PiTaPa のいずれかを使用されているのではないでしょうか.
わたしはずっと東京住まいなため、「Suica」および PASMO を使用しています(PASMO 派でしたが、転居の際 JR を使うこととなり Suica に切り替えました).
鉄道系 IC カードが全国で相互利用され始めたのは、2013年に入ってからと記憶しています.
それまでは各地域(エリア)ごとに使用できるカードが異なり、「ピッ(ピピッ)」と「タッチ ＆ ゴー」するには、地域に合わせたカードを持たなくてはなりませんでした.
2005～2007年にかけてお仕事で大阪に出張することが多かった(週次か隔週)のですが、鉄道移動の際は、都度、「レインボーカード」を購入して使っていて手間でした(レインボーカードは既に使用できなくなっていました).
そこで、当時、PiTaPa の申込・発行をして便利に使っていたのですが、出張で行く機会がほとんどなくなり、旅行で関西に行くことも年に1～2回と少なく、他社カードが相互利用され始めてからは使用する必要がなくなってしまいました.
……そこで事件(大袈裟)が起こったのです.
なんと、1年間使用履歴がないと、カードの維持費として1,000円(税抜)が必要となるのです.
PaTaPa は Suica などと異なり、発行手数料(デポジット)を取らず、使用分を銀行口座から引き落とす仕組みとなっています.
その分、全く使用されていない場合に維持費が発生します.
数年間、それに気付かず維持費を払っていたようです.
* 解約の手続き
わたしが発行していた PiTaPa はクレジット機能のないベーシックカードです.
調べたところ、どうやらインターネット経由では解約をできない模様……そして、解約申込書(退会届)は Web に掲載されていないですって.
……なんて不便なの(怒).
皆さん迷いそうですので、解約するための手順を簡単に記しておきたいと思います.
■ PiTaPa のカード裏面にある連絡先に電話し、解約申込書(退会届)の発送を申請する
この時の留意点ですが、解約申込書(退会届)の送付先は変更していない限り登録時の住所となります.
転居されている場合、現住所を伝えて送付してもらいましょう.
■ 解約申込書(退会届)を返送する
速やかに必要事項を記載のうえ返送しましょう.
こちらが直近の解約申込書(退会届)です.
■ カードを破棄する
解約後は使用できなくなりますが、名前などの情報が記載されているカードですので、必要なければ破棄してしまいましょう.
アナログな解約手続きを必要となります.
慌てずに余裕をもって手続きをとってくださいませ.